違う視点で見てみる、、”海外医学情報を翻訳”

別の視点を持つことの意味

知り合いのドクターで海外医学情報記事を翻訳されている方がいらっしゃいます。当然、ご自身の専門分野なので難しい文献でも問題なく翻訳されていますが、同じ症状でもところ変われば何とやらで、違った視点から書かれた記事というのは大変参考になるそうです。

私も時々、一般の海外ニュースを日本の新聞でサラッと読んだ後に海外メディア(NewsweekやBBCなど)でチラッと目を通してみることがありますが、視点が変わって思わぬ気づきにつながります。例えば、首脳会談の記事ではホスト国と訪問国のメディアでは扱いが違うので、両方の視座から見てみると普段は気づかない両国の関係が見えてきたりします。

医療記事

夜尿症を例にとると「北米のこどもは、OO歳からおねしょをしないように学校で指導をしています。日本とはだいぶ事情が違うようですね。参考記事はこちらです、、、、」という風に、患者さんが気になる記事をご自身の専門分野に合わせて紹介していくのです。患者さんにとっての気づきにつながりますし、患者さんとの会話のきっかけとしても有効です。

ネット社会の現代では世界中の情報が手のひらで見られますが、医学情報は専門家(ドクターや医療関係者)でないと、非常に理解しづらいと思います。そもそも、どうやってサーチするのすら不明です。病気の悩みは世界共通ですが、医学情報は(難解なこともあり)一般には閉じられた情報なので、ドクターのみなさま、ぜひ翻訳して解説を添えて公開してください!