学会で発表した文献を記事にする
時には専門的な記事も有効です
いつも固い記事ばかりだと患者さんがとっつきにくいですが、時には専門的な記事も効果的です。お勧めは、院長がご自身で学会発表された内容を現場ルポを交えて記事にすることです。現場で起きたことや集まった方々の反応なども併せて記事にすると現場の臨場感も伝わってきて、より魅力ある記事になります。
記事の主な内容は、学会で発表したデータを使いながら専門用語を使った文章で構いません。患者さんは、記事内容はよく分からないながらもドクターの専門分野を再認識してくれますし、ひょんなことから新患の方のお問い合わせにつながるかもしれません。学会発表内容には、これまでなかった解釈などが含まれている場合が多いので、検索でヒットする確率も上がります。
専門的な記事はSNSなどで拡散しやすい
ご自身の研究内容なのでもっと世に広めてあげるべきだと思いますし、同じ診療科のドクターの気づきとなれば喜ばしいことです。さらに、専門的な内容であればあるほど、SNS(ソーシャルネットワークサービス)などを通じて、専門家の間で広がることが期待できます。あやふやな情報が蔓延しているネット社会においては、専門的で有益な記事は価値が高いのです。
余裕があれば、(学会主催者側の許可を取って)発表内容を撮影し、動画を公開するというのも効果的です。会場の雰囲気が伝わってきて患者さんも理解しやすいし、ドクターご自身はもちろんクリニックスタッフの気づきにもつながるようです。
”記事連携”でさらに効果的
同じ診療科目のドクターと「学会発表記事」を相互でリンクしあうのも効果的です。さまざまな視点からの意見は参考になりますし、記事ページの活性化にもつながります。